『私の希望事項』というエントリーを書いたところ、ある方から「舌打ち」によるストレスの深刻さについて指摘されました。
私が舌打ちするということではなくて私がよく舌打ちされるのですが、この舌打ちっていうのが私は怖い。些細な「チッ」に対してものすごく動揺してしまう。その「チッ」はいつ何時発せられるか分からないので、休まる時がないのです。すっごい楽しいねっ!って言ってるそばから、その「チッ」はやってきて、突然、無言+不穏な空気が襲ってくるわけです。これが随分長いことつづいているので、段々と、身構えるようになりやがては「楽しいね!」とかいう気分に浸っていることすら怖かったりします。「楽しいね」から「チッ」の奈落の底に突き落とされた時のショックは相当なものなので、「チッ」に突き落とされてもあまり痛くない程度の高さにしかテンションを持ってゆけない、そんな感じ。
まぁ、でもたかが「チッ」です。聞き流せばそれでおしまい(のはず)。
なので、さして気にしないようにしていたというか、「チッって言われるのがすごいしんどくて心臓がバクバクなって死にそう!」とか訴えても誰も分かってくれんだろうな・・・と、やり過ごしていました。
が、その、ある方は、この「チッ」を「切れキャラポテンシャル」と命名し、深刻である可能性があるよ、と教えてくれました。この「チッ」という舌打ちは「イラッと感」や「不快感」を表すことが多いわけですが、切れキャラな人というのは、場合によって、壁を殴るであるとかモノを蹴飛ばすとか何かを投げるとか、暴力的なことで表現する人も多いのです。それがたまたま舌打ちであるというだけで、不快感を押さえることができずにもろに何かで表現するというのは、切れキャラの素養があるのだ、と。
舌打ちと言ってしまえば何でもないように聞こえるけど、舌打ちの回数を全て殴る、蹴るといった暴力手段で置き換えたとすると、もう家の中とかボロボロになってるんじゃないか?というのです。なるほど!それは考えたことがなかった!
そういうわけで、舌打ちにビビってる私は小心すぎるのか!?と思っていたのだけど、この反応は割と妥当なのだな、と分かってちょっと安心というか、そりゃぁ時々精神安定剤や睡眠薬とか飲んでもバチはあたらんだろうといった、ちょっと心の平安につながり、その人の言葉に救われたのでした。チャンチャン。(なんじゃ、そりゃ)
だからやっぱり、イタッってなる「舌打ち」よりもウフっってなる「耳打ち」だね(謎)
[いいですね] お気遣いいただきました方、ありがとうございました!
voxはvoxメンバーじゃないとコメントができないのね。。わざわざメールとかいただいちゃってすみません。
大丈夫でーす!
投稿情報: chibirashka | 2008/05/27 10:45
まあそんな壁がマジックミラーの個室で語り合いをさせてもらっている私が通りますよ(笑)。
この記事を読んで、2つの話題があると思いました。
・人には、それをされると精神衛生の危機にかかわるような言動がある
・舌打ちの全てが「切れキャラポテンシャル」に繋がるのか?
先に後者について言うと、否と思う。
が、そう解釈するのも私の中での舌打ちの位置付けであって、辞書的な意味でもやはり、不快感のあらわれとされている。
私も舌と口蓋が醸し出す不快音は、暴力をちっちゃくしたものだという説を聞いたことがある。まあそれを言ったら誰もが潜在的に暴力を持ちうるものじゃないか話も出てきてしまい、話がそれてしまうのですが…。
私は軽く拗ねたニュアンスとかちょっと残念、くらいの気持ちを表すものでもあると解釈していました。他人の前でやるのは、失礼と存じております。
「切れキャラポテンシャル」であるかどうかも、当人の性格・性向によりけりだし、単にマナーをしらなくてやってしまっている可能性もあるので。
前者については、舌打ちでないにせよ、私もあります。
chibirashkaさんがカミングアウトしたその勇気は素晴らしいと思うし、言葉にすることで楽になれたのならよかったね。
投稿情報: withoutsugar | 2008/05/30 13:22
舌打ちは確かに全部が全部「切れキャラ」扱いかというとそうではないと思うんだけど、必ずしも「舌打ち」がすべてではなく、状況と空気など雰囲気をトータルで見たときに文脈が決まるので、それを考えると、やはり私が「どきっ」となる舌打ちについては、切れキャラだろうな、、、と思うわけですね。また、「それやらないで欲しいわ〜」というようなことを、それとなく伝えると、それはさらに状況を悪化させるので、学習により、もうやらないことにしました(謎)
投稿情報: chibirashka | 2008/05/31 04:57