本日のリメイクシリーズ第2弾!古着でワンコのお洋服を作ってみました。
今回素材に選ばれたのは
・ユニクロのスウェット:
パジャマにしてたキッズサイズ(150cm)で、表がライトグレー、裏がグレーと白のボーダー。
・TOMORROWLANDのカシミアのタートル:
着回し利くしあったかいから大好きだったんだけど、エマールしてるうちに段々縮んできて、自分では着れなくなっちゃった逸品。チャコールグレー。
の2点。
その他、買い足したものは
・フリースのバイアステープ
・マジックテープ
・ラップスカート用のちっこい牛革ベルト
の3点。今朝、ひとっ走り(って言ってもバスでだけど)道玄坂ふもとにあるマルナンまで行って来た。
作ったのは、RANDY用とTAFFY用の2着。お揃いで。
●ワンコの洋服
【パターン】
作ってみようと思い立ったものの、どうやって作ったらよいか全然見当もつかない。
かといって、RANDYとTAFFYの洋服で、解体してもよさそうな服もない。
なので、手持ちの服の縫い目を見ながらパーツ構成を把握して、なんとなくメジャーで測ったりして、いわさきちひろのカレンダーの裏紙を使って、型紙的なものを作った。
ほぼ目分量なのであまりあてにならないけど。RANDYとTAFFYは体の大きさが全然違うので、パターンの使い回しができず、2パターン作成。後ろ身ごろと前身ごろ。
【デザイン】
「こういうのを作ろう!」というのが全くなかったので、行き当たりばったり。
とりあえず古着をチョキチョキ切りながら、スウェットの表面と裏面のボーダーの両方を生かそうと思いつき、グレーの濃淡ってことで、じゃー、カシミアを使うか・・ぐらいの感じ。
袖を作るのは難易度が高そうと判断し、ノースリーブってことだけ決めた。
【制作】
1. 布の裁断
まず、スウェット表面と裏面とカシミアの3種類の布をつなげるように縫って1枚の布にした。けっこう大きい面が取れたので、それを後ろ身ごろ用に。セーターの腕部分を使って、前身ごろに。
ストレッチ素材だし、そもそも全てがアバウトなので、縫い代とかも全然考えない。
2. パーツの連結
後ろ身ごろと前見ごろを、縫い始める。肩部分から縫い、袖口はほっといて(切りっぱなし状態)、脇部分を縫ってとりあえず全パーツをくっつけて大体の形を作る。
3. パターンの補正
2の状態で、犬に着せてみる。首(背中側)がちょっとキツそうだったので、犬から脱がせて、該当部分をハサミで適当にカット。これを繰り返して、なんとなくフィットするようにする。裾部分というか、全体の長さも同じようにバランスをみながらカット。一度ミシンで縫ってしまったところでも、あまり気にせず適当に切る。
4. 端の処理
ここまでは、3つ折りにして端の処理をするとか、そういう面倒なことを一切抜きにしてきたので、ここからは仕上げ。
でも、3つ折りはアイロンかけて縫い代作るのも面倒なので、バイアステープを活用。今は色んなバイアステープが売ってるのねー。今回はフリース素材をチョイス。身ごろの端をバイアスで包んでミシンでガーッと縫う。
5. 留め具の設置
ベストのように着せただけでは歩きにくいだろうし、ちょっと野暮ったいので、胸元にベルトをつけた。
ベルトといっても、ラップスカートについてるような、ちっこいレザーのベルト。
革縫い用ミシン針を買い忘れたので、ここは手縫い。革細工やる時みたいにわざわざ、木槌と金型で穴明けるほどじゃないけど、普通に縫うには固いので、革縫い用手縫い針で、あらかじめ縫い穴をあけておく。縫い方は革細工やる時と同じ要領。2本の針を使って。
最後にもう一度ワンコに着せてみると、前身ごろの下の方がちょっとパカパカするようだったので、ここにマジックテープをつけた。
6. 仕上げ
RANDY用にはR、TAFFY用にはTの、フェルトワッペンを背中部分に手縫いでつけて出来上がり★
Tシャツと違って首からかぶせなくてもカンタンに着せられるのが、このお洋服の良いところ〜。
2人分だし、どう作ろうか考えながら、行き当たりばったりで作ったから1日がかりの作業だったけど、慣れちゃえばそんなにかからなそう。大体、最も時間がかかったのは、ベルトの手縫いだったし。。かなり力が必要で。。
まとまった時間がないとなかなか手を出せないんだけど、リメイクはけっこう面白い。
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