そういえばちょっと前ですが、カンヌ広告祭発表になりましたね。
サイバーライオンのグランプリはUNIQLOCK。日本の中だけのグランプリとかじゃないからね。世界だからね。すごい!
個人的には、goldを受賞したAXE LASERとbronzeを受賞したAXE WAKE-UP SERVICEかな。。
この両方のクリエイティブディレクターをつとめてるのが、バスキュールの原ノブオさんなんだけど、メールとかで話していると、一瞬の勝負のために全力を尽くしているということが伝わってくるのね。
Webサイトなんてもう数えきれないほどあるわけで、その中からあるサイトにたどり着くというのはとてもドラマチックな出会いで、アクセスしてくれた瞬間にショーの幕があがるんだ、って。そこで何を体験してもらうのかおもてなしを常に考えてる、絶対にがっかりさせたくない、って。
『広告のプロたちがつくる"つぎのネット広告" Webキャンペーンのしかけ方』という本の中で、オグルヴィ・アンド・メイザーグループの阿部晶人氏も「「アイディアを考える」とは体験を考えること」と書いているのだけど、まさにそうだと思う!ただのアイディアならどんだけでも思いつくかもしれないけど、何を表現し何を伝え体験してもらうのか、体験したいと思ってもらうには、ユーザーの過去のどのような気持ちや体験を引っ張り出す必要があるのか、使ってもらった上でさらに「他の人にも体験してもらいたいから教えたい」って感じさせるにはどこまで体験させたらいいのか・・。ユーザーのことを本当に考えないと、最高のアイディアは生まれないんだろうね。
機能ありき、技術ありきでは・・・。
インタラクティブ広告ではあるけれど、もはや広告を超えているというか、ある意味サービスになっているところがすごいなぁ〜と思って、最近ちょっと興味がでてきた(いまさら!?)・・・。
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