昨日はWeb Directions Eastカンファレンスに行ってきました。
3日間に渡るけっこう大規模(と思われる)カンファレンスで、参加費用もお高め。ボスがパラレルセッションで『企業情報アーキテクチャを活用したウェブサイト戦略』というテーマでスピーカーを務めることになっていたので、それに同行する感じ。
朝9:30スタートでレセプションまで参加すると20:00過ぎまでという、かなり長い一日でした。
うーん、内容的には正直ピンと来るものはあんまり多くなかったなぁ〜。ただ、ブラウザやCSS、JSってすげー!という印象だけ刷り込まれた(今さら!?)。
ブラウザってもはや「ブラウズするためのもの」に収まってないと思うんだけど、まだ「ブラウザ」って言葉は使われていくのかしら。。
で、本題というわけではないんだけど、その他に今回斬新だったのは、とあるラップトップ用ケース。
Jeffrey Veenが来日できず、代打でMike Migurskiがデータのヴィジュアライゼーションについてプレゼンしたんだけど、それが終わった時、私の前の前くらいに座っていた外国人の方がラップトップをしまっていた。
それが、どうみても、ちゃんとしたケースではなかったので「んん?」と目を凝らしてよくみていたら、やっぱり思った通り、古着のジーパンっぽい。太もも部分を切り取ったと思われる筒状の袋に、ラップトップを滑らせるようにくぐらせ、筒状袋にそれがおさまると、左右をぱたんぱたんと畳んでささっとバッグに入れたのだ。
ホッホー!なんてNiceなリサイクルアイディア!Awesome!
で、たまたまそのタイミングでその人が振り返ったので顔を覚えていたんだけど、レセプションの時、ちょうど近くにいて目があったので話しかけてみたところ、筒の一方が細くなっていればラップトップが滑り落ちることもなく、ちょうどよく収まるんだよ、でも君のデニムじゃラップトップ入らないねとか言ってた。で、名刺交換とかしたんだけど、W3CのWeb Community LiaisonのKarl Dubostさんでした。個人アドレスとかを教えてくれたので、そのドメインを見てみたらブログ的なものが載ってたんだけど、フランス語だからチンプンカンプン。残念。まぁ、フランスなどに行く時には色々教えていただこう。
その後は、Oliの勧めもあり(謎)ボスと一緒にAndy Buddさんのとこにいって色々話してたんだけど、これがまた楽しい。IAやUXでのcultural differenceみたいな話で、欧米(英語圏)なんかだとやっぱりアジアや日本というのはけっこう未知な感じなので、海外のカンファレンスとかでセッションとかやったらどうか、みたいな話もあった。で、結論としてはUX Londonに行ってみようか、的なことに落ち着いた(のか?)。
そして、これまたホッホー!と思ったことがあって、さりげなくスタンスを表明するっていうのはなかなか良いなと思った。
それは、Andyの名刺(clear:left社)を見ていてのことなんだけど、裏面にこう印刷されている
clear:left is an experienced team of Web design and interaction consultants. We love the Web and we understand how to make it work for your business. We specialise in making websites fulfil their potential.
clear:left is hired by clients who know the potential of the Web and understand that their current site is under-performing. If this sounds like you then contact us now to see how we can help.
ははぁ〜ん。深い!特に後半ね。
問題意識があって、可能性を信じているような人達と一緒に作り上げるんだよ、というようなスタンスが伝わると同時に、裏を返せば、丸投げするようなやり方は受けませんよ、とも取れて意思がはっきりしていていいな、と思ったのよー。
私の理想とするWeb構築も、うちの会社が携わるプロジェクトも、建築で言ったらフル注文設計。建て売りにちょっとカスタマイズ、という風じゃないだけに、施主側にも相当のコミットが求められる。そうやって納得度の高いものができると思うので、このstatementはかなりビビっ!素敵!と思った。
そして、今回も、「英語力を戻さないとやばい。。」と再び思ったという・・・
相変わらず前回のカンファレンスから学習してないなー、自分。。と反省。
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